犬が最近ご飯を残すようになって心配
犬がご飯を残してしまう理由
犬がご飯を残してしまう理由は、ほとんどの場合、飼い主が作ったドライフードを食べないからです。多くの飼い主は、「犬の体は穀物の消化が苦手だから」「犬は野菜が苦手だから」「犬はドッグフードを噛まずに飲み込んでいるから」「犬はドッグフードを消化できないから」・・・このように解釈しています。そして、ドッグフードの材料に穀物が多いことを理由に、ドライフードを与えないように努力しています。
しかし、犬の体が穀物の消化が苦手という前提は成り立ちませんし、ドッグフードを噛まないのはドッグフードを食べたいのではありません。そして、よくよく考えると、なぜ、犬はドライフードを食べないのでしょうか? ドッグフードを食べてはいけない場合、それは「ドライフードを食べないと病気が治る」と獣医や専門家にいわれている場合です。
犬の体に何らかの病気になる危険性がある場合は、犬はドライフードをなかなか食べません。また、体が穀物の消化が苦手だということは、ドッグフードの原材料をみると、よく分かります。
犬がご飯を残すようになった場合の対応方法
犬がご飯を残すようになった場合の対応方法は、犬の苦手な食材を使用していない、食べ易い形に調理されたドッグフードに切り替えることです。
我が家のワンコは生肉や大豆が主原料になっているドッグフードなら大喜びで食べていました。また、「動物性原料50%」などと書かれているドッグフードは価格もお得なのでおすすめです。低脂肪だったり、高カロリー低脂肪のドッグフードには、逆に犬にとって脂質が多過ぎると思います。我が家のワンコは高齢犬なので、流動食やお粥のようなものは与えないようにしています。
その代わり、人と同じ食事をドッグフードに替えて、好きな量だけ与えてきました。特に私が手が離せなくて、手が荒れてしまうときは、犬のご飯だけ少しだけ簡単に手作りして、すぐに食事を取り出せる状態にしておいてあげます。
犬のご飯は与えすぎると肥満のもとになってしまうので、1日2,3回を目安に与えるようにします。また、水分補給にも気を付けて食事から摂った炭水化物やタンパク質を消化するように促してあげるといいですね。