犬の気持ちを理解して、いつもうなりながらご飯を食べるのをやめさせたい
犬がうなりながらご飯を食べる理由
犬がうなりながらご飯を食べる理由は、自分の鼻から入った空気を満腹中枢に届けるため。そのため、おなかが空いてしまうとゲップを出すことがあります。食べても食べても減らないおなかが不快で、食べ物が飲み込みづらくなることも。または、遊びながらうなっている場合もあります。
また、音に敏感な犬種もいるため、家具など体に触れないものにおなかが当たっているときにうなることも。音がすると床で寝転がったり、おへそで寝てしまい、呼吸ができなくなります。さらに、人間にも聞こえないような小さなうなり声を発している場合も。
犬によっては、おなかが空いているのに食べようとしないこともあります。犬がうなり声を上げているときは、何か異変が起きている可能性があります。
常に見ていないと危険なので、気をつけて見てあげて下さい。ぐったりしているときは、涼しい場所で休ませてあげたり、獣医師に連絡してください。日頃から、飼い主である私たちが見てあげることがとても大切です。
普段からよく観察して、愛犬の状況を知っておきましょう。
犬がうなりながらご飯を食べる場合の対応方法
犬がうなりながらご飯を食べる場合の対応方法は、難しいわけではありません。ただ、うなりながら食べることで犬が興奮して食事にも熱中できなくなったりします。うなりながら食べる癖がある場合は、そのしつけや癖をなくす対策をした方が犬のストレスも解消されるのでおやめください。
そもそも犬がうなるのは、噛みたい物を「噛めよ」と挑発している事が多く、噛んでもよい物と噛んではいけない物の区別を知らない事もあります。犬が噛んだ物をそのまま転がしたり投げたりすると、犬は誤飲してしまい窒息してしまう恐れもありますので、噛んではいけない物と噛んではいけない物の区別がつくような教え方をしましょう。まずは「噛んではいけない物」に興味を持たせる事が大切です。
犬は大小を問わず、人が何かをした後にその物の動きを真似る習性があります。
犬がうなりながらご飯を食べる場合のしつけの方法
犬がうなりながらご飯を食べる場合のしつけの方法は、飼い主の言葉かけが大切です。しかし、大抵の場合、犬が何か言っていることがわかる時もあるはずです。犬はストレスを感じます。
特に、悲しい気持ち、嬉しい気持ち、叱られた時のショックなどで大きなストレスを感じます。飼い主がどんなに落ち着いて「お腹がすいたんだね、よし、ご飯だよ。いい子にしてれば、ご褒美あげるからね。」、などといっても、それがわからない犬もいるかもしれません。
その場合は犬の目を見て、「おいしいご飯だよ。食べてみて。今は何も言わないけどきっと後でご褒美をもらうから、我慢してね」などと話しかけながらあげてみて、食べ終わる少し前になったら「おいしかった。よかったね」などと言葉かけをしてあげます。食べ終わるとご褒美がもらえると認識すれば犬は喜んで食べて、ご褒美が欲しいということでしつけるのも成功するでしょう。犬が吠えてうなっている時には飼い主が毅然と対応して、「いけない」と叱ります。
「吠えているからいけない」「言うことを聞かないからいけない」ということです。
