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犬の気持ちを理解するには、〇〇な行動に注目しよう
犬の気持ちを理解するに
犬の気持ちを理解するには、問題行動に注目したほうが良い理由は、問題行動を直そうとしたときに、実はその犬が苦手なものや、不快なもの、刺激、ストレスになっているものを取り除こうとしているだけの場合があるからです。そして犬の苦手なものや、刺激、ストレスはそれだけではありません。犬の苦手なもの、刺激、ストレスになるものは他にもたくさんあります。
例えば、飼い主さんが注意深く観察した犬の行動を人間が犬に伝えようとして作った「ごほうび」についてです。ごほうびをあげるという活動自体が犬にとって一番好ましい行動となり、コマンドに従った行動を続けてくれることは望ましいのですが、ごほうびという言葉に反応して問題行動と組み合わせることも多いのです。
犬が新しい学習行動として、あるいは快の刺激として、ごほうびを好んでいる場合もあります。ただし、問題行動を直す必要がある場合には、犬が本当に嫌っていて、犬の側から見て最も強い不快を感じていても飼い主さんの目から見て問題行動になる場合には犬の気持ちを理解する必要があります。
犬の気持ちを理解するに
犬の気持ちを理解するには、問題行動に注目したほうが良いという考え方のメリットは、具体的にどのようなものなのかを確認してみましょう。 問題行動には大きく分けて2種類あります。 その1つ目は、「分離不安」という問題で、自分のテリトリー(家)から、大好きな飼い主さんと離れてしまったという状況をすぐに察知して、不安な気持ちや、吠えや叫びなどの問題行動を起こしてしまうものです。 問題行動を起こす飼い主さんは、問題行動を起こさせないために、「愛犬を膝に抱っこしよう、落ち着いたら撫でてあげよう」など、いつも通りにするようになります。
しかし、いつも通りの愛犬に戻った時に、その対応に犬がビックリして不安になることから、問題行動を繰り返すことになります。 すると「外に行かないように扉を閉めてしまう」「家中スプレーしまくる」「外に出たがる」などの問題行動に発展していきます。
問題行動を起こす飼い主さんは、問題行動を改善して、愛犬が飼い主さんに対して心を開くようになって欲しいと思い、これまでよりも手厚く行動を観察しています。 このような対応をしたことによって、今度は問題行動が起こってしまうわけです。